どうもゴリラさんです
今回もまだ飽きずに映画鑑賞いたしましたのでその感想を。今回はこちら
あらすじ
2006年オランダの戦争物のサスペンス映画。ポールバーホーベン監督。
舞台は1944年第二次世界大戦ナチス占領下のオランダ。イスラエルで教師をしていた主人公のラヘルはオランダから観光にきていた昔の知人に会い、昔を振り返り、当時を思い出します
ユダヤ人であったラヘルは隠れ家でひっそりと暮らしていましたが、隠れ家が襲撃にあいます。本人は難を逃れましたが、そこへ現れたオランダ警察と名乗る男にすぐにドイツ兵がくるので逃げるように言われます。その際に離れ離れになっていた家族とも再会し、船で逃げようとしたところドイツ兵に襲撃され家族を皆殺しにされる。復讐を誓いながらなんとか生き延びたラヘルは助けれてくれたレジスタンスに加わり、名前もエリスに変えます。無線機器を運ぶ列車の途中で諜報部のトップといわれるムッツェ大尉と居合わせ知り合いとなります。レジスタンスの救出作戦の一環でムッツェ大尉の愛人としてドイツ軍へ潜入スパイ活動を行っていきます
感想
裏切りに次ぐ裏切り!!
こんな人生だと普通の人間ならまともにはいられないでしょう・・ただでさえ戦時下の異様な環境でレジスタンス活動の真っ只中で、敵にも味方も信じられない状況で、もう大どんでん返しの嵐です。
もう本当にいきなり空襲にあい悲惨な目にあってにげないといけない事になり、でも家族と再会してにげるぞってなってたらすぐに襲撃に会い自分以外は全部殺されて・・
レジスタンス活動もことごとく冷や冷やした展開からちょっとうまくいくのか?と思ったら、どーんと落とされて・・・
マジで自分だったら、自分がいたら周りを不幸にするんじゃねと思い込んでしまいそうなシチュエーションが続きます。
それでも運もあるんだろうけど、ちゃんと生き延びて、その上真実を暴こうとするする主人公は強いなぁ(;^_^A
でも真実を知れば知るほど、裏切りも明らかになって・・・戦時下って本当にこんな感じだったんかもしれませんね。自分の命もかかってるし、生活もままならない中、極限状態に置かれた人間の本性なんて利己的なものなんでしょう・・・
めちゃくちゃに仲間も死んでしまうし、なかなかハッピーエンドってわけではないですが、それでもちゃんとでも黒幕にも仕返しは出来て、フラグの回収も見事です。
最後の黒幕もお前かい!っとびっくりでした。
常にハラハラドキドキ、派手なアクションってわけではないですが、楽しめる映画でした。
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