42~世界を変えた男~

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阪神大好きゴリラです

阪神は今年は割と調子いいですな。巨人がもう一つのようでうれしいような、盛り上がりに欠けるような複雑です。

今日は野球映画の42~世界を変えた男~をみたのでその感想を

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あらすじ

舞台は1945年アメリカ。史上初の黒人メジャーリーガーー、ジャッキーロビンソンの苦悩と活躍を描いた伝記映画。

世間的にもアフリカ系アメリカ人は不当な人種差別ろ隔離政策によって、苦しめられていた時代。野球も黒人選手は黒人選手だけのリーグに限定されていたと。そんな中当時のドジャースのGMは戦力補強のためにこの黒人のリーグ、ニグロリーグから一人の男をスカウトします。それがジャッキーロビンソン。理不尽な侮辱を受けたり扱いを受けながらも紳士に懸命に野球に打ち込むジャッキーに次第に客も選手も変わっていきます

感想

映画の中でも大概ひどい差別は描かれていますが、多分もっともっと酷かったんでしょうね。

トイレすらも白人専用とか、球場の中もColorsと分けれらており、このころのアメリカは・・・と映画で見てるだけでも嫌気がさします。自由の国が聞いてあきれますが、世の中の常識というのは本当に怖いです。ジョジョラビットでもでてた、ナチス時代のユダヤ系の迫害や、日本でも古くは「えた非人」制度もあったのだから、人ごとではないですね。

こういうもんだと情報操作をされたら、今でも起こりえないとは言い切れないですから・・・

この世の中で黒人選手をよんだGMさんも勇気があります。下手したら球団の人気なども落ちるでしょうし、実際にいろんなところからの圧力も映画の中でも描かれていました。ただ本人の学生時代の後悔と共に好きな野球の世界の中だけでもこういう差別がなくなってほしいというような信念を貫きとおす姿は痺れます。

ジャッキーも本当にすごい。もう本当に敵チームだけでなく自分のチームメイトも、客も敵ですからね。結果を残せないとどうされるかわからない中で、とんでもねぇプレッシャーやったやろうに・・

まともな精神の中でプレイできないはずの中で飛んでもない結果を残すって、怪物ですよ。どんなスポーツでも結局はメンタルは本当に影響します。サッカーとかみてたらアウェーで戦う厳しさはわかりますよね。場所かわるだけやんとか思ってしまうけど、これくらいのトップ選手たちの中ではそういう少しの機微でも影響がでるんだと思うんですが、その中ですべての人間が敵なんじゃないかというところで戦うって生半可じゃないでしょうね。

実際に映画の中でもわざとボールをぶつけられたり、足を踏まれたりしてたし、そういう恐怖とも戦わなあかんし。

今でいうと大谷さんとかなんてそれこそ、二刀流なんて無理に決まってるやんといわれ続けてたってところは同じような感じなんでしょうけど、ここまで露骨に嫌がらせされるとかいうことはなかったでしょうから、ジャッキーの状況に比べるととまだましなんでしょう。それでも大谷さんはとんでもなくすごいですけどね。

当時の黒人の方たちは、僕らが大谷さんを見るような目で、みていたのかなぁと。日本人であることを誇りに思わせてくれるように、黒人の方の希望だったんだろうな。

ちょっと映画自体はいきなり、急展開で、優勝を迎えてしまったので、もうちょっと途中のみんなに受け入れられていくような段階があってもいいのになとは思いましたが、なかなか2時間の枠では難しかったのかもしれません。でも途中でチームメイトがだんだんと仲間になっていく人もいてそういうの見ると、なんか最近は涙腺が弱くなってしまって(笑)。感動できる映画でした

コメント

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