うしろむき夕食店 冬森灯

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ゴリラでございます

今日は映画じゃなくて小説の方で

うしろむき夕食店でございます

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あらすじ

レトロな洋館に、ステンドグラスの嵌め込まれた観音開きの扉。ドアの両側には二つずつの格子窓。そこから見える満月のような照明と、おいしそうな香りが漂ってきたら間違いなし。そこが「うしろむき夕食店」だ。 出てくる料理とお酒は絶品揃い。女将の志満さんと、不幸体質の希乃香さんが元気に迎えてくれる。 お店の名物は「料理おみくじ」。いろいろ迷ってしまうお客さんに、意外な出会いを与えてくれると評判だが――。amazonからの引用

都心からは20分程度のところにある商店街の中にあるどこか懐かしさただようお店を訪れるのは転機が訪れていたり、悩みがあったり、決断が迫られている人だったり。

二人の素敵な店員さんが迎えてくれ、名物の料理おみくじを食べると、少しずつ物語が動いていきます。

感想

正直無茶苦茶僕には響きました。面白かった

全部で5章あるんですが、登場人物がどんどんと繋がっていきます。料理を食べてすべて魔法のように解決していくわけではないのですが、店員さんの心意気であったり、言葉であったり、人とのつながりであったりで、みんな自分なりの答えを出して、今ある問題に前向きに当たっていく様子もよかったですし、なんせ出てくる料理もすべてうまそう。

アボガドとベーコンの炊き込みご飯や緑スパ、自然薯をかけたむかごごはんとか、食べたことはないけど、どれも読んでるだけでお腹がすいてきますし、出てくるアルコールとかソフトドリンクですらいいんですよね。お酒は苦手な僕でもきっとおいしいんだろうなと想像してしまうくらいです。

よくよく考えると、食べ物がおいしく表現されてる小説って好きなんですよね。違うかもしれないけど、村上春樹さんのドーナツであったりサンドイッチであったり、小川糸さんの小説であったりとか

食べる事自体も好きやけど、こう想像するのも楽しいですね。

あとは一個一個の表現も、なんか自分の生き様や考え方に、共感できるというか、こんな風に思える人間になりたいなと考えさしてくれて、胸が熱くなる小説でした。

ネットとかでも下調べして借りてくるのでそんな外れ自体はないのですが、この小説は自分の中でもトップクラスになるまたなんかへこんだ時とかにまた読みたくなるような小説でした。

一部引用しておわりますね

「自分にとっては苦みにしか思えないことも、他の誰かにとっては味わいになったり、香りたつ個性に感じられることもあるのかもしれない。ひととひとは違うから苦しむこともある。だけど違うからこそ気持ちが重なるときの喜びは大きいのだとも思える」

「結婚は難儀なものだという。暮らし方には、その人のこれまでの人生がにじみ出てくるから、お互いの違いに目が向きやすくなる。結婚は、その違いとの距離の取り方を学ぶ修業の場だと」

「生きる。っていうのは、無数の選択肢から、常に何かを選び取る事なんだろう。大事にしたいのは、選ばなかった未来じゃなくて、選んだ道を望む未来につなげるための一歩だ」

「知らないこと、わからないことは怖いから、それを避けようとするのは、自分の本能に近いのかもしれない。だけどもしかしたら。一歩踏み込んだ先には思いもよらない景色がある」

ざっと、拾っただけでもたくさん心に響きました。作者さんはなんとなく若そうですけど、いい歳の取り方をしているんだろうなぁ・・

コメント

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